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息の音
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作詞 匠 |
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ごらん 耳をすませば ほら聞こえてくるよ
また微かに揺れる命の呼吸
公園のベンチ 転がるボール 行き先を知らない雲と一緒に君を待っている
天気予報はまたはずれたね
雨は降らなさそうだよ
出番をなくした傘はちょっぴり拗ねているけれど
吸って吐いて今日を繋いで
暮れ行く空に僕は感謝をするんだ
そして愛を歌う直前のひと息
すうっと君を吸い込んだら
もう苦しくないから
ごらん 目を凝らして見れば全てのものが
かけがえのない君の一部
なんだか不思議 そう思えば全てが愛おしいと感じるまでそう時間はかからないよ
ついつい僕らはなんでも
意味を求めてしまうけど
そんな取ってつけたようなものいらないんだ
走って疲れて転んだ日は
あの空のように僕は空っぽになれるんだ
そして今日も君が何の気なしに
すうっと吸い込む空気が
透き通るように
ごらん 耳をすませば ほら聞こえてくるよ
また微かに響いている息の音
吸って吐いて今日を繋いで
暮れ行く空に僕は感謝をするんだ
そして愛を歌う直前のひと息
すうっと君を吸い込んだら
もう苦しくないから
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