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手と手
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作詞 Sing0 |
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鼻から血が出てきた。止まらない
二度と君の髪の香りを嗅ぐことができなくなった。
僕の好きなシャンプーの香り。
耳から血が出てきた。止まらない
二度と君の声を聞くことができなくなった。
鼻にかかる声も愛しかった。
目から血が出てきた。止まらない
二度と君の顔を見ることができなくなった。
怒った顔も泣いてる顔も…そして笑顔も。
無臭、無音、さらに暗闇。
突然の黒に1人ポツンと取り残された。
きっと宇宙はこんな感じだろう。
でも身体は嘘みたいに重たいよ。
そのとき僕の腕に何か触れた。
それを恐る恐る掴む。
これは僕の愛した手。僕を愛してくれた手。
目から涙が出てきた。止まらない
止まらない。
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