|
|
|
-牢屋の中の子供の戦争-
|
作詞 alice |
|
−ねぇ、あいつ邪魔だから消しちゃおっか。−
−あいつにやられた、やり返そう。−
そんな言葉から始まる、子供の戦争。
どんどんエスカレートして、
気づいたときには遅すぎて、もうやめられなくなっている。
誰もその牢屋からは抜け出せない。
「あいつ」を消すまで抜け出せない。
禁忌は許されない。
それでもその牢屋が見つかれば、
誰もが非難する。
牢屋の外のものが皆。
-知らないよ。僕たちやってないから。-
そういって牢屋には入らず、いつでも逃げ出して非難できる外の世界。
-でも、あなたたちは許されてよろしいのですか。
止めようともせず。ただ面白がって牢屋を覗いていたあなたたちは。-
今日も続く戦争。誰も牢屋の鍵を知らないから。
何の解決にもならないのに、ただひたすらと。
子供の戦争ほど、怖いものはない。
|
|
|