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四拍子のワルツ
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作詞 ポルル |
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蝶が舞い踊る儚げに
それはとても哀しいワルツ
憎しみじゃないその踊りは
涙を流させ止まらない
漆黒の羽が光を帯びて
日は当たらずとも輝く
それは影に咲く花のように
それは陰で泣く君のように
古い思い出にささげる乱舞
「サヨナラ」を告げキスをして
振り返らずに踊り続ける
綺麗な羽が地へと還ってく
蝶が舞い踊るこの世界で
それはとても哀しいワルツ
「泣いてもいいの?」そういう君に
「いいんだよ」とは言えなかった
三拍子を知らぬ二頭の蝶は
四拍子で踊り続くワルツ
夢は咲かずして踊り子の
最期の舞台は花畑
蝶が舞い終わるもうすぐに
それはとても哀しいワルツ
「綺麗だったよ」僕の言葉は
目を閉じる君に聞こえたのかな
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