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SCAR
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作詞 Nino |
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何も知らず生まれてきた僕らが
埃まみれな部屋のドア閉めて
明日が来ることを恐れていたのを
誰のせいにすればいい
井の中の蛙になり損ねた
オタマジャクシみたいな理想は
言葉と価値観で汚された川の
隅っこに隠れて泣いていた
現実はまるで酸性雨のように
ゆっくりと想像を溶かしてく
手繰り寄せた昨日の自分だけが
笑うことを知っていたよ
そうしてできた物語は
いつかの記憶の後先
未来をひとつ失くした
いつかの記憶の爪痕
守り抜いてきたはずの自分が
明日崩れてしまったとしても
そこに残された決意があれば
歩いてゆけると信じてる
現実はまるで酸性雨のように
しとしとと想像に降り注ぐ
その中で今日も足掻きながら
笑うことを覚えてゆく
そうしてできた物語は
いつかの記憶の後先
未来を待ち望んでいた
いつかの記憶の爪痕
失うまで気付けないなら
いっそ全て失えばいい
そうしてできた物語は
いつかの記憶の後先
未来が来ると願った
いつかの記憶の爪痕
そうして続く物語が
僕らの理想の行き先
未来を待ち望んでいる
今日の理想の道標
未来を待ち望んでいる
今日の理想の行く先
何も知らずに生まれてきた僕らが
埃まみれな部屋のドアを開けた
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