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虚像と月
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作詞 Nino |
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今もまだ抱きしめてる あの日の虚像を
放したくないのに 遠く離れてゆく
今もまだ心過る あの日の虚像が
掠れて消えた 愛の文字が残した
悲しみを知ってから
ありふれた日々じゃ 満たされなくて
差し伸べられたその手を 拒んでいたよ
もう一度何処かで会えたとしても
傷跡を舐め合うだけだね この胸の
月を見上げ1人思う あの時引き留めれば
放したくないのに 遠く離れていった
月の下で1人思う あの日の虚像を
途切れてしまった 2人きりの時間は
もう二度と戻らない
ありふれた優しさ 気づけないまま
1人で生きること 強さだと思ってたよ
時間が何処かへ 運んでく季節に
僕だけが置き去りのまま
幸せとは何か
そばにある時には分からなくて
後悔だけを連れてきた
ありふれた仕草や ふと見せる笑顔
思い返せばどれだけ救われただろう
探し続けてる 物語の続き
僕だけがあの頃のまま
描き続けてる 物語の続き
傷跡は消せないけど 会いたくて
今もまだ抱きしめてる あの日の虚像を
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