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Of summer
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作詞 鹿野 斜汰 |
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ひとり蚊帳のなか
こもっていた
風鈴だけが
揺れていたなつ
そしてあなたが
「外に出ない」と
私に訊ね
そっと笑った
似合わない派手な
浴衣を着た
あなたは驚き
「かわいい」と言った
なつかしいね
今じゃこれは思いで
胸の中に残る夏の
私の幸せな日々
それはきっと
あなたが
私を蚊帳のなかに
入れてくれたんだな
夏が来たら
あなたとまた
花火をしよう お祭りに行こう
ふたり手を繋いで
夏が来れば
あなたとまた
射的をしよう カキ氷食べよう
ふたり笑い合って
幸せになろう 夏の日、また
そうめんを茹でた
あなたは頬張り
「夏だね」って笑う
そっと微笑み返せば
あの日に戻れる気がしたの
夏が来たら
あなたにまた
あの派手な浴衣 見せてあげよう
ふたり見せ合いっこ
夏が来れば
あなたとまた
縁側で話そう すいかを冷やそう
ふたり笑い合って
幸せになろう 夏の日、また。
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