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箱庭の世界
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作詞 鹿野 斜汰 |
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小さな箱の中に
小さな世界を生み出した
陽も風も声もない
虚しい世界
もしもその世界に
命を吹き込むとして
そうしたならきっと
小さくても大きな世界だ
無音の世界を見下ろす
「あの世界が賑わえたならいいのに」
愛を吹き込んで
声を吹き込んで
作り上げられる世界は
こんなにも煌めいて
風を作り上げ
太陽の光が降り注いでいく
ボクの中にある箱庭の世界
明るくなった街の上で
ボクは小さく呟く
もしも話など
好きじゃないけど
もしもその世界に
心を吹き込むとして
そうしたならもっと
小さくても大好きな世界だ
箱庭の世界
それはそれは小さなもので
だけど
作る人のココロはとても
あたたかく大きくて
ボクはこの世界が好き
色を滲ませて
海を絵の具で染めて
夕陽に暮れゆく世界は
こんなにもキラキラで
凪いだ砂浜に
オレンジの光が降り注いでいく
ボクの中にある小さな箱庭の世界
ボクはこの世界が好き
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