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プレゼント
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作詞 aNyA |
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泣いていた 僕は泣いていた
絶望の祝福の中で泣いていた
泣いていた 僕は泣いていた
こんな世界に産み落とされて 泣いた 泣いた 泣いた
笑ってた 君は笑ってた
悪魔のような聖母が笑ってた
笑ってた 君は笑ってた ああ
「いやだ」と言う言葉も届かない
「たすけて」と言う声も伝わらない
届く頃には 伝わる頃には
僕はこの世界に慣れきっていた
泣いて 泣いて 泣いていたあの日
いちばん最初のあの瞬間
泣いても無駄だということを僕は
いちばん最初に知ったんだ
きっと それは 神様が そっと
僕が期待しないように
教えてくれた この世でいちばん
最初にくれた プレゼント
笑ってた 僕は笑ってた
本当は泣きたいのに笑ってた
泣いていた キミは泣いていた
もう泣くなと言っても 泣いた 泣いた 泣いた
「いやだ」と言う言葉も届かない
「たすけて」あ言う声も伝わらない
届く頃には 伝わる頃には
もう何もかもが手遅れだった
笑って 笑って 笑っていたあの日
いちばん最期のあの瞬間
幸せがなんなのかということを僕は
いちばん最後に知ったんだ
きっと それは 神様が そっと
生きた 僕に ご褒美を
与えてくれた この世でいちばん
最後にくれた プレゼント
だけど ちょっとの 心残りは
キミが泣いて終わったこと
だから 次の 人生は きっと
笑顔で終わらせてみせるよ
泣いて 泣いて 泣いていたんだ
なんにも知らない僕はただ
笑って 笑って 笑っていたんだ
全てを知った僕はそう
思ったんだ こんな世界も 悪くはないな
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