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スキだよ。
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作詞 aNyA |
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これ以上優しくしないで。
あなたを忘れられなくなるから。
放課後、いつもの場所で、10分間の秘密の会話。
決まって聞くのは、「彼女とは、どう?」
気付けば私の恋は、4年間も片思いのまま。
「まぁまぁだよ、」笑う君は気付かない。だって、
ばれないようにしてきた。いつだって隠してきたの。
私の思いが実らないこと、分かってるから。
私は友達、近付きすぎたの。
君の笑顔が好きだった。君の優しさが好きだったのに、
誰かに向けてるその全てが苦しい。
あぁそうか。私はきっと、その誰かになりたかったんだ。
幸せな君のその隣は、私が良かったんだ。
ピリオドはいつも背中合わせで、それでも後ろを向けないのは、
終わらせることなんて出来ないこと、分かってるから。
言えないままの4文字の言葉。言わせてもらえない距離。
本当は誰よりも、遠くにいたんだね。
喋れるだけで楽しくて、それだけでいいと思ってたのに、
友達のままで良いと思ってたんだ。
でもきっと。私はいつも、あの子のことを羨んでいたんだ。
君の1番になりたいと、思ってしまったんだ。
誰よりも君を知っていると思って、思いこんで。
気付けば何も知らないまま、知れないまま。
目が合うだけで喜んで、笑い合えると浮かれてたけど、
君の中に私はいないんでしょう?
ああいつか。私と出逢う運命のヒト、なんて。
そんなの君じゃなければ、意味がないのに。
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