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レイン
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| 作詞 YKI |
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「雨、雨ふれふれもっと降れ」
出来上がる水たまり
君は僕を映して、君を映して
綺麗だね
冷たい、温かい、美味しい、痛い雨
嬉しい、悲しい、気持ちいい、やらしい雨
雨はいつも雨で同じなんだよ
君がどう考えどう感じるのか
君の捉え方次第なんだ
全て君色の雨になればいい
日照りが続く雨も休憩すんだ
ごめんね水たまりさん
君らを作れないや
存分にゆっくり休んでいてね
雨が作った水たまりはいつかは消えていく
雨に含まれていたもの達は絶対に消えず
そこに留まり続ける
まるで傷痕のよう
きっと無色透明な水滴達は誇りに思っている
だって世界を変えたんだ
鼻孔をくすぐる雨の匂い
また降りだす
かつて水たまりがあったところに
全く新しいところに
水たまりが作られる
足早に駆けだす人々と雨の音で
騒がしくなる
雨から逃げるように君は
まっ白な傘に押し込み、閉じ込み、籠もり
石をも穿つ雨を嫌に思うこともある
心地良い雨風が君を濡らしつつ背中を押すだろう
昼下がりの雨上がり
雲間から射し込む優しい光を
君は反映してきらめく
覗き込むと見えた僕と君
大きくなったね、深くなったね
君も世界を変えるんだ
乾きを癒やす潤いの雨
ありがとうありがとう
彼らはまた歩んでいく
これからもこれからも
「明日の天気はなーんだ？」
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