|
|
|
プロローグ〜砕けた星の欠片〜
|
作詞 めにる |
|
”砕けた星の欠片に
祈りを捧げよ
どんな願いも叶うだろう”
小さな頃に聞いた
その御伽話は
なぜか大人になった
今でも心に残る
繰る日も繰る日も
星空見上げては
星が砕けて落ちるのを
待っていたんだ
もうすぐ
世界は終わる
あっけないほど簡単に
どこにも逃げ場はない
小さい頃に聞いた
あの御伽話の
砕けた星の欠片が
本当にあるのなら
僕らはきっと救われる
まだ生きていられる
死ぬのは怖い
誰だってそうだろう
祈るように空を見上げてた
奇跡を信じて……
ーある村の青年はベッドから跳ね起きた
たった今、頭に流れた声
それは、彼にこう告げた
「旅をなさい。星の欠片を見つけ、世界を救え。」
これは、神が与えし宿命か、それとも幻聴だったのか
一縷の望みを託し、青年は旅に出た
滅び行く世界を救うためにー
|
|
|