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君は白
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作詞 やなせ |
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ねぇ君に 僕の姿は見えている?
ねぇ僕に 君の姿は見えないよ
何十回何万回 些細な面影に
君の姿探してしまって
また寒い冬が来たよ
布団は去年より冷たくなってしまった
君一人分のスペースを空けて眠る癖は
見上げる天井を一層暗くする
夢にばかりやって来る
あぁ君の温もりも感触も
夢の中では鮮明なんだ
ねぇ君に 僕の声は届いている?
ねぇ僕に 君の声は届かないよ
何十回何万回 気が付けば部屋で
君の名前呼んでしまって
君のお気に入りのお皿は
お母さんが片付けてしまったし
小さなお皿分のスペースが空いたそこは
切り取られたようにひんやりとする
夢にばかり見るのに
あぁ現実に君は居なくて
だけど確かめてしまうんだ
今もそこで玄関のそこで
僕のことを迎えてよ
ねぇ一言が言いたいんだ
あぁ一言なんかじゃ足りないけど
ごめんねよりも言いたいんだ
ありきたりなんて言わないで
ただ君がただ君が...
ねぇ君に 僕の想いがどれだけ伝わった?
ねぇ君に 僕は想いどれだけ伝えられた?
沢山の言葉の中で
沢山の想いの中で
伝えたいことはまだまだあったんだ
だけどね大丈夫
僕はね大丈夫
だからね心配して
夢で会いに来なくていいんだよ
ねぇ君は ねぇ君は
もうここに居ないけど
ねぇ僕は ねぇ僕は 君がずっと
だ い す き
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