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冬の朝の歌
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作詞 YOS |
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まるでこの世から僕以外の すべての人が消えちゃったみたい
やたら静かすぎる朝 テーブルの上には
湯気が立ち上るスープがあり キツネ色したトーストにバター
それでも見えない姿 探しに行くんだ
自転車の サビたチェーンの音が
もっと冷たくしてく 冬の空気の中で
いつもなら 目からこぼれるはずの
水も心のキズを 濡らして浸みてくようで
草むらでホームランボール 探そうとして見つけたものは
エロ本だったよ 僕をノラ犬が見てたっけ
そんな思い出もいつからか タイムスリップした未来でのことと
思っていたんだなぜか 止まらずに僕は
自転車の サビたチェーンの音が
もっと冷たくしてく 冬の空気の中で
似たような道や 行き止まりで
帰り道も 分からなくなれば
誰もいない 世界だとしても
ずっと待っていたら 迎えにきてくれそうで
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