|
|
|
それは満月の夜に現れる
|
作詞 白い桜 |
|
強い光はより強い闇を生んで世界を染める
だから
僕はこの世界の闇を照らす為に闇になるんだ
闇を見上げ見詰めそして見下ろして僕は世界を掛けるんだ
僕は僕の正義に従って悪の道に足を踏み入れた
正義の味方のイミテーション 所詮はただのイルミネーション
遠目で見たら輝いて見えるけど近付けばただの飾り
その光は罠だって僕は昔からもう知ってるんだ
闇の中で光るものに思わず誘われてしまいそう
だけど
その全てが闇を照らす訳では無いのもまた事実
正義という名の紛い物に助けを乞いてしまったの
ならば
僅かに残る光まで毟り取られ闇に紛れる
瞳見詰め逸らしそして流し目で僕は相手をぶらすんだ
僕は僕の正義に従って相手を騙す手を手に入れた
自分を葬るイグニッション 一辺倒のイントネーション
笑顔で包み温かく見えるけど内心は泥にまみれ
輝きの真の姿は泥まみれだともう知ってるんだ
強い光はより強い闇を生んで世界を染める
だから
僕はこの世界の闇を照らす為に闇になるんだ
ただ光るだけでは闇を照らす事はままならないの
だから
闇を知り光となって照らす為に闇と化すんだ
未来がどうなるかなんてそんな事誰も知らないけど
未来を信じてるなんてそんな事当たり前じゃんか
確かに人は輝きに憧れて光ろうとする
けれど
闇を知りそれを乗り越え光る方が輝く事実
夜に咲く満月の様に淡く光り世界を染める
だから
僕はこの世界の闇を照らす為に現れるんだ
|
|
|