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思いをかなえるかもめ
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作詞 まちやま さき |
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思いをかなえるかもめ
私達は、身を焼け焦げるような恋におちました。
ひと時だけ。だって、あなたには、別の、帰る家があるから。
あなたは、家からでられない。
私が、あなたから、身動きができなくなるほど、この恋におぼれたころ、あなたは、私を恐れるように、こういいました。
「もう、終わりにしよう」
セリフまで、決まり文句。
あなたから、「愛してる」と言ったに。
私は、あなたが帰る家があることを知りながら、いつのまにか、信じてしまっていた。
二人を引き裂くことは、だれにもできないと。
だから、私は、あなたからの、別れのセリフをきかずに、かもめの行方に目を奪われました。
私を殺したあなたが憎かったから。
きっと、かもめが、あなたをころしてくれる。
なぜだか、そう思った。
かもめが、私に告げた。あなたを殺したと。
これで、私達が愛し合うことはもう二度とない。
だから、私は、死のうと思う。
私が愛したあなたを殺した、かもめの手によって。
そして、かもめに頼む。私達の愛が永遠に続くことを。きっと、かもめなら、この実らぬ恋をかなえてくれると信じているから。
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