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君のいない夏が来る
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作詞 小椋優太朗 |
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あぁ 君のいない夏が来るのか
時間が経つのは早いものだ
虚しさ 心の奥に隠し
線香の匂いに包まれた
この部屋からそっと抜け出した
会いたい 会いたいと呟いて
戻ってくるものなど この世に
無いこと 思い知っているのに
涙が今でも止まらないよ
泣いたって 君を困らせるだけ
もう君のいない夏が来るのか
心だけ 置いてけぼりのまま
こんな時 いつも君が僕を
慰めていてくれたこと
思い出して 少し優しくなれた
初夏の風が向日葵揺らす
その向こうに あの日突風に
飛ばされた麦わら帽子の
幻が空を横切って行く
会いたい 会いたいと呟いて
戻ってくるものなど この世に
無いこと 思い知っているのに
今年も 君のいない夏が来るのか
目の前を行くあの日のふたり
風に飛ばされた 麦藁帽子
夢中で追いかける後ろ姿
陽炎の彼方へと消えてく
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