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春の歌
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作詞 Nana |
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いつだったか忘れてしまったけれど
君の横に立ててた日
僕はとても幸せだった気がしたんだ
だってさそうだろう?
こんな日訪れると思ってなかったし
ごめんって言う君の声が
春の風に流れていって
それを包むように桜の花びらが舞う
春に聞いた歌を覚えてますか?
あれからもう一年経ちました
日が経つのは早いもので
僕は少しだけ大人になりました
そういえば思い出したよ
あれは春になる前のさ
ちょっとだけ過ごしやすい日だった
いつかの歌にあったんだ
「さよならしたら振り返らずに
前だけ向く人生だ」
そんな悲しい歌に心打たれた
僕は少しガキだったんだろう
だから君と別れて気がついたよ
あの歌はそういえば別れの歌だ
嗚呼
人が泣いて
笑って
悲しんで
面倒な生き物だけど
それはそれでよかったんだろう
それが神に与えられた
人間の面白さなんだろうから
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