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リアルファンタジー
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| 作詞 矢凪 すずむ |
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リアルファンタジー
現実は曖昧で 虚しい位空は青く
悲哀と憎悪の 入り組んだ街の中
言葉は刃物で 感情は拳銃
凶器しか持てやしない 狂気しか感じやしない
似顔絵の片隅 走り書きのサイン
古い自分捨てられずに 溜まっていく消しゴムのカス
例えるなら 昔よくやったゲームの
次々に出てくる強敵を
薙ぎ倒して 時折やられて
また薙ぎ倒す様な
逃げたくなるものだろう
迫る 越えられない壁から
逆に歩み寄れるものだろう
触る ぐらいじゃ死にやしないし
妄想は確実で 虚しい位空は紅く
歓喜と希望の 入り組んだ街の中
言葉は薬で 感情は白魔術
正気すら持てやしない 勝機しか感じやしない
例えるなら 昔よく見たアニメの
完全無欠主人公気取り
薙ぎ倒して 時折庇って
また薙ぎ倒す様な
逃げたくはないのだろう
目の前に起きる 全てから
逆に歩み寄りたくもないのだろう
夢が壊れる その引鉄に
手にした刃物と 弾を入れた拳銃
薬では癒えない 傷負わせてしまうのかい
手にした凶器と 心の勝機で さぁ
二つの街を 駆け巡れ
例えるなら 例えきれないや
逃げたくなるものだろう
引鉄を引く勇気すら無いから
でも逃げたくはないのだろう
否 逃げられないのだろう？
歩み寄れるものだろう
築き上げた 高い壁に
歩み寄りたくはない
例え 触れて 死なないとしても
そして遂に知るのだろう
二つの街の 嘘と本当を
知りたくはなかったのだろう
引鉄を引く勇気の根源を
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