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夏の午後
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作詞 Mr.stranger |
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空に自分を浮かべて
なんてちっぽけな雲なんだ
言うはずだった言葉をからいこんで
夕暮れの街に影を置く
あの夏の日の 沈む西陽を横目に
白く揺れる 入道雲を見ていた
*吹いた風に煽られて
苦し紛れの負け惜しみ
本当の笑いがほしくて
息を切らした 夏の午後
灰にまみれ 叩かれて
帰りついて ため息ついて
ビルの5階から見えたはずの観覧車
この街は今も変わっていく
変わらぬ空 この街を越えたくて
刻んだ誇りも もうくだらなく思える
*見上げた者に憧れて
望んだ夢は遠すぎて
こぼれ落ちた大粒の悔し涙
躓いた道を今日も行く
二度と返れぬこの道を
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