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欠片
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作詞 やなぎ |
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世界に在る たったひとつの小さなもの
透明な欠片 今も輝き続ける
天高くそびえる 月のように
満ちては欠けて そして消えてく
記憶を辿れば 思い浮かぶ
私たち 真珠だった頃
終わりを知るのが 怖かったから
ただじっと 瞳見つめてる
君が見えてる 胸の奥 頭を流れる
その声は今も 私の血筋に 深く刻まれる
小さいから 変わるのが怖くて
小さいから 知るのが怖くて
いつしか欠片は モノクロに
そして何よりも 色褪せてく
同じ時に 生まれ落ちて
同じ時を 分かち合って
なのに 同じ終わりだけは
どう望んでも 迎えられない
君が見えてる 胸の奥 頭を流れる
その声は今も 私の血筋に 深く刻まれる
あなたを知れた 温もりをくれた
叶うのなら もう一度
砕けゆく 小さな欠片に
永久(とわ)の祈り 誓います
君が見えてる すぐ側に 誰よりも側に
優しい手が ふわふわと つつんでくれる
あなたが 笑ってる
二人で 歩き出す
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