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RUN
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作詞 やなぎ |
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交差点の途中で ふと後ろを見たんだ
そっと繋いでた手が いつの間にか離れてて
悲しそうな目で 君は見つめている
降り注ぐ雨の中 小さな火を絶やさぬように
もう一度二人で しっかりと手を繋いで
誰の声も聞かないまま ここを突き抜けよう
分からないから ただ走って
分からないから ただ泣いて
それでもまだ 諦めたくないから まだ走って
自分を傷つけて 今日も生きてる
明りの消えた路地裏で 自分の意思をなくして
消えたはずの思いの衝動 君は必死で追いかける
叫んでも 届かなくて
叫ぶ声が 小さくて
どうしてなの? なぜ私の前から消えるの?
何度やろうと 響かなくて
雨が全て かき消して
なんだか今日の 雨の味は 少ししょっぱいな
夜空はいつしか涙色 雲ひとつない晴れ模様
気づかぬ間に雨があがって ひとつため息をつく
目に見えない大切な 何かが崩れ落ちて
今日もそれを分からずに ただ迷いながら 走り続ける
何もかも 捨てたくて
壊れた心に 身をまかせて
自分の意思も息も 投げ出そうとしたけど
大事なのは それじゃなくて 「今残るもの」
今私に残るものは? そんなこと考えて
今日も生きてる
交差点の途中で 探したもの見つけた
気づいたよ 幸せは 隣にいたんだ
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