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君を想うということ
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作詞 神宮燕 |
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夢見ることは楽じゃない 諦めることも楽じゃない
キライばかり積み重ねて 見渡せばもう誰もいない
目覚めの悪い朝がある 眠れない一人の夜がある
寂しさに気付いたから 見慣れた誰かがいたことを知る
君を想うということ それに首を絞められていても
見上げた空はなんとなく いつもより綺麗な蒼なんだ
「人を想うと苦しい」それでも君はそう云うのかな
使い古した言葉より 語り明かせる気持ちより
違う温度を繋ぎ合う そこに心とか愛を見たい
君を想うということ それで日々を塗り固めている
アオハルの風に窓を開け 息を吸って吐くくらいに
人を想う 魔法に包まれてしまうんだよ
灰色の空に似ている恋
帰り道のオレンジが滲んでいく
それらは魔法と呼ぶことにしよう
すべては
君を想うということ それで微熱を抱きしめているよ
桃色の頬は吹かれていく いつまでも恋風に吹かれていく
「人を想うと苦しい」今でも君がそう云うのなら
「人を想うということ」それらもすべて魔法と呼ぼう
それ故 君を想うということ
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