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とある話
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作詞 まめころ |
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とある春の日
きみが訪れた
桜吹雪が舞い踊る中
笑顔を見せて並んで歩く
今はもう無い
昔の話
とある夏の日
きみと行った
大きな花火 沢山の人
二人屋台を見ながら歩く
今はもう無い
昔の話
とある秋の日
きみと訪れた
真っ赤な紅葉 山の景色
土の香り初めて手をつなぐ
今はもう無い
昔の話
とある冬の日
きみが逝った
粉雪が舞う 真っ黒の陰
隣りが寒い心が寒い
今でも浮かぶ
淋しい話
今だに覚えてる
きみのことを
忘れられない過去を引きずる
笑えばいいよ
それでもまだ
きみを刻みつけていたい
とある季節の日
きみが言った
涙が零れる夢の中
「ありがとう。どうか、幸せに。」
今は笑顔で
語れる話
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