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ONE
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作詞 七つ橋 |
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あの出来事がまだ数時間前のことなんだと 時計を見て驚く
時間の流れは思い出よりも速いと学んだ
これからの未来でもう僕は君に出会わない
君の知らない僕を見つけに僕は行くよ
さあ出発の時だ 涙は誰にも見せないように
風の行く先は知らないけれど 僕はそれでも構わない
追い風の時も向かい風の時もあるだろう
それを僕は願っていたから 勝手に吹いていればいいさ
僕はこの先を一人で行くんだ
友情以上の友情を一人で感じていたけれど みんなは知らない
僕の情熱をだれも感じていなかった証かもしれない
涙にも似た雨が静かに降り注ぐ
つまりだれも僕を祝ってくれていないのかな
さあ出発の時だ 後ろは振り返らないで
故郷はいつでも帰れる場所だから 僕はそこに砂をかけて行く
真実の未来はどこに向かっているんだろうか
夢を夢と思わない僕に嵐はすぐ近くまで迫っているだろう
僕はこの先を一人で行くんだ
思い出すのはあのときの笑い声
一人で泣いた夜は絶対見る夢の話 目覚めるときはいつも雨
それでも僕はまっすぐ前だけを見ているよ
なあ あのとき僕がもう少しあの場所にいたら
君は今も僕の隣にいただろうか
一人でもいい 二人でもいい 君は僕の名前を呼んでいただろうか
止めてほしかったのか 応援してほしかったのか
まだ若すぎる僕には答えられない
だからこの先を僕は一人で行くんだ
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