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自尊心
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作詞 はるみん |
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そうだ
僕が生きる証拠を君に
今から少し話したいと願う
仮に君は上の空であれど
その目の奥に語りかける
証拠のないまま今日この時を
流行のなかで宙に舞う
鮮やかな光に照らされ
くすんだ怒りが僕を覆う
涼やかな夜風に流され
軽やかな心が飛び跳ねる
そうさ
僕が生きる意味なんて
考えても分からないと知っている
仮に後付けの理由であれど
それを頼りに息をする
回顧(かいこ)の連続今日この時を
猶予(ゆうよ)の海へ深く潜る
鮮やかな光に目を焼かれ
淑やか(しとやか)な言葉が僕を焦らす(じらす)
所詮今日を生きるのはこの僕で
言い訳など全てが無に等しい
そうか
ここに僕は居てもいいんだ
たまには目を背けてもいいんだ
全てを理解しなくていいんだ
理由などなくていいんだ
前ばかり見なくていいんだ
振り返らなくてもいいんだ
証拠のないまま今日この時を
確かな自信と共に生きる
麗か(うららか)な光に照らされ
艶やか(あでやか)な僕が殻を破る
所詮今日を生きるのはこの僕だが
それを繕うのもこの僕だ
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