|
|
|
【悲しみに滲む青】
|
作詞 yuuki.n |
|
13.その続き
淡い季節の物語は
短編小説のようなもどかしさを
僕に残したまま 抱えたまま
通り過ぎるのは 風だけか
君の呼吸のその続きは
晴天の霹靂をその眼に映すように
僕に宿ったまま 笑ったまま
共に行けるのは 過去だけか
並木道が揺れてる
隙間から覗く空は青すぎて
二人には似合わないまま
僕らは僕と君になっていく
その続きは僕と君だけのもの
誰にも邪魔されないように
並木道が揺れてる
隙間から覗く空は青すぎて
二人には似合わないまま
僕らは僕と君になっていく
やあ ハロー
⒕悲しみに滲む青
微かに零れた滴が語った
終末の仕組みと帰らない軌道
悲しみに暮れる茜色
彼女の名前はそれに似た
いつかの絵画の霞んだ色が
人生のいろはを雄弁に語るが
儚さに憂うその訳は
最後の瞬間知るんだろう
その横顔に触れる
ただの体温に溺れている
過ぎし日の名前など覚えちゃいないが
ただ今は悲しみに滲む物を
海が見える
限りなく続いているようで
この光は続いていくようで
その横顔に滲む
君の憧憬に微笑んでる
来たる日の理由など考える間もなく
ただ今は悲しみに滲む青を
ただ指先に触れる
無い物ねだりは佇んでる
果てる日の理由など知りはしないが
ただ今は悲しみに滲む物を
限りなく青く
【悲しみに滲む青】
01.新天地
02.狂気の歌
03.Bull Riding
04.6月
05.惰性の風
06.遠い日の歌
07.いたい
08.スローモーション
09.滲む
10.グッバイマイワールド
11.FURI
12.後書き
13.その続き
14.悲しみに滲む青
15.回顧主義者のダイアリー
|
|
|