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暮れる夜
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作詞 milk |
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華奢な靴の細いかかとは折れて
今日も静かに暮れていく夜は
少しずつ私を飲み込んで
バランスを崩した私は
硬いアスファルトに飛び込む
有る物を無い物とする
こんな私の味方は夜だけだった
人々の陰気な目を隠して
頼りになるのは月明かり
折れたかかとは転がって
闇に消えた
私のプライドは跡形もなく折れた
ふらふらになるまで飲んだアルコール
絡んでくるバカみたいな酔っ払い
夜の闇に消えちゃいたい
夜は嘘をも隠すから
本当か嘘かも分からない
今日は折れたヒールで静かに歩く
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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