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アイスクリーム
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作詞 シルクの樹 |
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僕らは明日 首を絞めるよ
握りしめた掌の本当の温度が
伝わってしまうことに怯えては震えていた
冷たく乾いた部屋に孤独だけが澄む
幸せだと諭す歌も凍り付いてひび割れる
アイスクリームを舐める
苛立つ意味も 憎しむ価値も 生きている心地というだけ
溶け出す程に甘い絶望 僕らは明日 首を締めるよ
味の無い悲しみは汚れたキッチンの隅
吐血みたいな嘘と一緒に固まっている
アイスクリームを舐める
矛盾だらけの僕らの愛は 世界も君も守れないまま
その舌に触れ消えてしまった 不気味な程に味気無い今日
アイスクリームを舐める
苛立つ意味も 憎しむ価値も 生きている心地というだけ
溶け出す程に甘い絶望 僕らは今日の首を絞めるよ
矛盾だらけの僕らの価値は 剥がれた今日を守ってしまう
泥に塗れてくたびれた手で 僕らは今日の首を締めるよ
生き延びた明日が僕を笑うよ
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