|
|
|
オリエンス
|
作詞 ベルヴィル |
|
月が裏返る
深い闇夜に
魔術師が唱う
魅惑の呪文
彼の背中に
象牙の塔が
遥かにそびえて
僕を見下ろす
今僕は旅に出る
その塔に魅入られて
魔術師の下へと
この魂を捧げ
鎖が全て奪いさり
死臭が頭狂わして
外に聞こえる雷雨さえ
今の僕には羨ましい
魔術師の呪文に惹かれ
大勢が死んでしまった
床の黒い染み達が
僕の体を離さない
僕は何処へ向かってる?
町を灯した
炎の魔法
今は僕らの
皮膚を焼いてる
世界は常に
回っているが
象牙の塔は
静かに叫ぶ
この雲の向こうには
星が輝いてますか?
鉄格子に阻まれて
それさえも分からない
鎖が全て奪いさり
死臭が頭狂わして
外に聞こえる雷雨さえ
今の僕には羨ましい
魔術師の呪文に惹かれ
大勢が死んでしまった
床の黒い染み達が
僕の体を離さない
僕は何処へ向かってる?
血に塗られても
もがき続ける
錆びた鎖が
綻び欠ける
生きる意思(おもい)は
道を開いて
逃げ場は一つ
塔の上へと
この雲の向こうには
星が輝いてますか?
鉄格子に阻まれて
それさえも分からない
鎖が全て奪いさり
死臭が頭狂わして
外に聞こえる雷雨さえ
今の僕には羨ましい
魔術師の呪文に惹かれ
大勢が死んでしまった
床の黒い染み達が
僕の体を離さない
象牙の塔の頂上に
雷が鳴り響いてる
豪雨が無数に降り注ぎ
僕の体を流してる
でも太陽は昇らない
僕は風に身をまかせ
木々の間を落ちていく
骨の砕ける音がする
立つ事さえもままならず
血で滲んだ目の中に
象牙の塔のその上に
大きな虹が昇ってる
まだ希望は生きている
湿った大地を這いずって
砕けた身体で立ち上がる
僕は家へと向かってる
あの空を今見てますか?
僕は希望を持っている
そこに連れていってくれ
僕の全てを魂を
|
|
|