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Silber Moon
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作詞 アツキケイ |
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月が泣いていた遠い夜 僕ら同じこの空の下
そこに何も見えないとしても 心はいつも繋がっていた
一つ二つ流れていく星 捧げるのは願いではなく祈りだった
あなたの笑顔が曇らぬように いつかまた逢うその日まで
心に隠した本当の言葉 あの時素直に伝えられたなら
何も言わず眠る横顔を 昇る朝日が白く染めた
眩しすぎて滲んで見える もう決して目覚めぬ愛しい人
哀色に染まったナミダ雲 独りきりで震えるこの身体
泣き出した天(そら)を仰ぎ見て 無力な自分を重ねてた
目の前を過ぎ行くカサの花 誰もが急ぎ 皆何処へ行く
時間に置き去りにされた僕は 未だ此処から動けないまま
あの日交わした二人の約束 果たされはしない永遠の誓い
大地の彼方に沈む夕陽が 二人の境界を曖昧にした
いつものように僕を呼ぶ あなたの声が聞こえた気がした
誰もいない暗い部屋の中 あなたの思い出ばかりが溢れている
紙ヒコーキに託した言葉は今 銀色の月へと飛んで行く
二度と戻らない二人の距離 もう還れない温かな日々
生きることは「奇跡」だと 初めて教えてくれた愛しい人
近すぎて気付かなかった 大事すぎて届かなかった
誰よりも愛しい人よ・・・永遠に安らかに・・・
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