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SAKURA
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作詞 アツキケイ |
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舞う花びらに笑いあった いつかの記憶は通り過ぎて
また咲き誇るあの花も 今はただ季節(とき)の時計
あれほど望んだキミの隣 気付けばそれが「当たり前」で
泣きそうなまま振り返った その姿さえ見ていなかった
ヒトの痛みも知らずに僕は 僕だけの道を見つめ歩いてた
「助けて」と伸ばされたその手でさえも 気付かないフリしては通り過ぎた
いつしか季節は移り変わり 木々はまた緑に染まり行く
独りきりになった花びら 風にさらわれ飛んでいった
「後悔しない生き方を」 そう決めてここまで来たけれど
どうして僕は独りきりだと 思ってしまったんだろう
キミの痛みも知らずに僕は 僕だけを信じて歩いてたから
隣にいたはずのキミの姿は いつの間にか遠くかけ離れてた
自分の事だけをみた僕に 君は諦めたように微笑んだ
堕ちていくキミに伸ばしたこの手を 拒むようにキミはその目を閉じた
僕の痛みも知らずにキミは 二度と届かない場所へと旅立った
止まることを知らない時間の流れ 僕は未だ此処で取り残されてる
キミの痛みも知らずに僕は 僕だけの道を見つめ歩いてたから
「助けて」と残された声だけがまだ この心を締め付けて離さない
ヒトの痛みも知らずに季節は 迷うことなく進み続けるから
姿を変えた花が流す涙 奏でる音色は永遠にこの胸に・・・
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