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砂上の楼閣
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作詞 アツキケイ |
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思ったよりも退屈なのね ヌルくなった愛の中も
あたしのご機嫌取りばかり? たまに本気で憎くなるわ
優しさという甘いエキス 胸焼けしてもう見たくもないの
傷を舐め合うような 危険な香りに一目惚れ
目が合えばもう 二人に言葉はいらないわ
寄り添って目を閉じれば 開く快楽の扉
心の隅で笑うあなた 今はそこで眠ってて
この涙は後悔なんかじゃないわ
思ったよりも簡単なのね あなた以外の愛を得るのも
何も知らないその笑顔に たまに本気で同情するわ
昼はあなたとお子様デート 夜は妖艶に着飾って
名も知らぬ誰かに 極上の笑みを奉げるの
いつもの街角 容姿(みため)に群がる哀れなエモノ
焦らして「オアズケ」 そして嘲笑ってやるの
視界の隅で立ち尽くす 青褪めたあなたが背を向けた
この哂いは誰に向けたもの?
砂上の楼閣の幸せを 自ら壊した自分自身を
・・・嘲笑ってやるの・・・
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