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優しい嘘
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作詞 アツキケイ |
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僕は君の為に 一つだけ嘘をつくよ
だから今は 何も言わずに目を閉じて「おやすみ」
いつも君を見てたよ まだ幼かった頃から
よく笑ったり怒ったり 無垢な君はとても眩しかった
大人になった僕らは それぞれの道を歩き始めた
それでも確かに 二人には見えない絆があったよね
僕は拳を握り締め 何も言えずに俯いた
窓の外を睨むように 見つめる君が痛々しくて
泣かないように 掴んだシーツの指先が
震える現実(いま)から 目を逸らした
子供のままでいれば 皮肉な運命も知らず
ただ思いのままに 笑いあえてたのかな
心を残して 成長を終えたこの身体
幼さが残る横顔は まだあの頃のままなのに
泣き疲れて眠る君 無力すぎた今の僕
窓の外の朝焼けが 心に染みて目を伏せる
僕は君の為に 一つだけ嘘をつくよ
せめて夢の中だけでも 笑えるといいな
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