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明日への逆上がり
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作詞 品木 恵菜 |
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オレンジの校庭
二人ぼっちの僕ら
「せーの」の掛け声で一緒に蹴り上げた明日への逆上がり
赤いランドセルと黒いランドセル
並べて歩いたあの頃が懐かしい
リコーダー、給食、掃除当番
僕の嫌いだったもの
ずっと出来なかった逆上がり
君は僕の半分
僕は君の中に居るよ
幼馴染みってそんなものでしょ?
ありふれた日々の中に君が輝いて見えたよ
「約束ね」って交わした未来はまだあるのかな?
大きくなっても君とは変わらないまま
別れの時がもうすぐ来るけれど
通学路、夕焼け、コスモス
僕の好きだったもの
君が教えてくれた逆上がり
「最後にあの場所へ」って君が言うから、二人通った校舎へ行こう
僕の手にはもうマメなんてないけど、手を繋ごうか
茜色に染まった君の涙を覚えていよう
君は遠くへ行くけど僕は寂しくなんてないんだ
君がいつも通りだから
「いつか迎えに行くから」なんてカッコつけてさ
忘れないよ
未来の約束
確かめるように
君がびっくりするくらいもっと素敵になるから
茜色に染まった僕の涙を覚えていて
「せーの」の掛け声で一緒に蹴り上げた明日への逆上がり
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