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オレンジ
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作詞 雨蘭 |
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夕立の雨が降る
通り雨のようですね
日に照らされた雨粒は
オレンジに染められて
僕らの体を濡らした
「さよなら」の言葉と共に
降り注ぐ雨はしなやか
君の頬にはオレンジの雨粒
『泣いているのかい?』
そう尋ねた僕に
なぜ君は笑ったのですか
壊れた傘を捨てて
僕たちは歩き続ける
最後の帰り道ですね
相変わらずの雨が
僕の頬に当たって弾けた
「泣いているのかい?」
そう尋ねた君に
なぜ僕は笑ったのでしょうね
あぁ、もう別れ道が見えてきた
寄り添う影はオレンジ
止んできた雨もオレンジ
君の濡れた髪もオレンジ
震える僕も、オレンジ
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