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Ｍist floweＲ〜空に舞い上がる〜
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| 作詞 博擇 紫苑 |
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君と出会えた奇跡と軌跡
共に学び 共に傷つきあい
お互いの存在価値を確かめあった
手を繋ぐ事さえも恥ずかしかった
嬉しさの反面 繋がれる鎖が
この絆を強くし 脆くする
この手を握りながら老いていき
共に深い眠りにつくことを
ただ望み 願っていた
当たり前の物語を
歩みたかっただけなのに
死と隣り合わせを条件に 僕らはたった一つの
小さくて大きな命を授かった
自分達で作る 世界でたった一つの物語
僕らは名も無き小説家で
無意識にストーリーを描いている
幸せを願い 実現することを夢見て
命の花が散ったとき
この手から温もりが消えた
理屈でしか理解が出来ないから
風に舞った瞬間 その重さを知る
後悔と涙が増えるばかりで
僕らは何をすればいいのだろう？
その瞬間を目の当たりにしない限り
同じ過ちを繰り返すのに
握ってくれていた君の手
暖かくて 落ち着けるよ
もう 握り返してくれない
あの心地好い暖かさは 空へと羽ばたいていった
辛くて悲しい だけど教えてくれた
命の尊さ その大きさを
全てを成し遂げ 散ってゆく花が一番
美しく輝いていることを
僕は忘れない
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