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蛙の呪い
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作詞 めー |
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ねぇ
先輩とこんなに間近で喋ったのは
きっと
初めて
秋からメールしてるのに
やっぱり先輩っていう存在そのものが
かなり遠い
1歳差だけなのに
今日の卒業式では
第二ボタンと学ランについていた名札くれたね
どれも心臓に近い
先輩に近くなれた気がした
写真は苦手といっていたのに
とってくれたね
真面目に幸せを感じたよ
声を聞いたことぐらいはあったけど
意外とハスキーだなって思った
耳をくすぐる圧力
やっぱりあんまり身長変わらなかった
160ちょっとだってね
そういうとこ無駄に素直でかわいい
無駄な素直な素直なんてあるの?
写真撮った時
ほんと密着した左肩
もうブレザークリーニングに出さない
なんかもう嫌
卒業なんかしないでよ
言いたいけど言えない
言えるなら言ってる
そんな簡単なお話じゃない
なんかもう顔を直視できない
照れる
戸惑う
簡単に言える程のんきなおもちゃじゃない
蛙が私の勇気を井戸の中からすいとるの
困る
守ってよ
守ってもらいたければ言わなきゃ
言うなら蛙に殺される
ただ一つ残る術は
あなたが望んで私を愛してくれること
蛙の馬鹿
帰るの?
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