|
|
|
バイト奮闘記
|
作詞 いでよう |
|
朝になると
足の裏が痛くて
あぁ昨日もバイトだったと
あくびをしながら思うのです
明日入れますか?
夕方からは無理ですか?
ヘルプヘルプと言うけれど
「助ける」なんて
簡単に言うもんじゃない
実際のところ
僕はどれだけ
人を助けているのだろう
「ヘルプ」で救ったその人は
どれだけ感謝しているだろう
夜になると
やけにチキン買いたくて
あぁ今日も疲れたなぁと
財布のヒモが緩むのです
夜は空いてますか?
次の日の朝は暇ですか?
ラストラストと言うけれど
何をしようと
しつこいくらい朝は来る
とどのつまり
ラストってつまり
なんの終わりでもないでしょう
引き続き生き続けていく
「ラスト」は何度も現れる
繰り返す毎日に
意味はなく
疲れとお金それだけが
あるバイト
実際のところ
僕はどれだけ
人を助けているのだろう
「ヘルプ」で救ったその人が
どうかどこかで笑っていたら
引き続き生き続けていく
どうか「ラスト」に笑えていたら
温かいこのチキンが
どうか明日も売っていたら
|
|
|