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ひとりぼっちの夏祭り
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作詞 素の詞人 |
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人混みに紛れて 神社の横の道
並ぶ出店を見て 綿菓子ほしくなった
年をとってもまだ ときめく心うち
あの子と来たかった どうせ叶わぬ夢だ
黄色い浴衣に青い団扇
こっそり出る細い足
「宇宙一綺麗」と真顔で
言えたらいいのに
ひとりぼっちの夏祭り
今は会いたくない
知り合いにも あの子にも
台無しになるから……
ひとりぼっちの夏祭り
花火は上がるかな?
こうして夢 見れるだけ
幸せな気がする
好きな人のタイプ 聞いたのが間違い
僕が当てはまるの 男くらいじゃないか
そんなこと言うな 当たってけよ
誰か言いそうなセリフ
流れ星にしたくないんだ
願い砕けても
ひとりぼっちの夏祭り
射的は当たらない
金魚や水風船も
手に入らない夜
ひとりぼっちの夏祭り
花火は見れるかな
男らしく できんけど
捨てもできない夢
「宇宙一綺麗」と真顔で
言えたらいいのに
ひとりぼっちの夏祭り
今は会いたくない
知り合いにも あの子にも
台無しになるから……
ひとりぼっちの夏祭り
花火に背を向ける
土を踏んで 歩いてく
これでも男だし
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