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傷
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作詞 蒼羅 |
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そっと腕をみて思い出す
無数の傷跡
何度見ても思い出す
傷つく瞬間
切って切って切りまくって
泣きじゃくる
その繰り返しの日々
痛いのかな?そう思う日もあった
学校から帰ると
向かう先は自分の部屋
そして手にする物
それはカッター
切って落ち着く 切って涙流す
あたしがほぼ過ごしている場所は
醜くて汚い愚か者の集まり
あたしは居る 此処に居る
その証拠として
学校でもどこでも
隠さず見せるあたしの傷跡
もう隠しても意味がない
隠す必要がない
こんな残酷な人たちが集まる場所は
どんなに助けを求めても
どんなに思いを伝えても
ぜったいに届かぬ所
回りの人はあたしの傷をみて
目を開き驚く
そしてあたしは堂々と言う
これがあんたらがやってきたこと
これがあたしが居る証拠
あんたらの心は醜いと
何も一人じゃできないと
いつか強くなってあんたらみたいに哀れな人間にはならないと
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