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おいて
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作詞 音色 |
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苦しいくらい
走り続けてた
恥ずかしいくらい
叫んで走った
気付く己の未熟さに
顔を背けたくなるけど
向かうしか無いんだと
木の葉を揺らす
あいつが云う
轟々と迫ってくる
恐怖と絶望と静寂と
あわよくば存在を無くし
遥か彼方へと飛んでゆきたい
「逃げ出さないように
背中押してやる」
間違いじゃない
進路の先に
時折ぽたり
水の音がする
TVで観たあの絶景に
似た景色があるけれど
似て非なるものだから
足を止めたら駄目だと
己に誓う
佛々と流る止めど無い
血の滾る音に耳澄まし
主張する心臓のリズム
遥か彼方へと轟かせたい
「瞬きする間を
与えやしないよ」
「怒涛の狭間に」
轟々と迫ってくる
恐怖と絶望と静寂と
あわよくば存在を無くし
遥か彼方へと飛んでゆきたい
「星の瞬きに澄んだ宵の風」
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