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片想い〜3度目の恋〜
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作詞 ちく兵衛 |
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淡い想いのひとカケラを
握りしめて泣いた
たった数センチの距離が痛いよ
あと一歩が踏み出せずに
過去ばかり眺めて
気づけば遠ざかっていった
今日までの日々
簡単に言えるはずの2文字
不意に喉元で邪魔をする
あの日が恐くて 振り切れなくて
何度も何度も 涙拭いてた
素直になれないのに
前を向けてもいないのに
君のこと好きになってしまった
どうすることもできなくて
また目を逸らそうとしても
どこかで これだけは
実らせたいと願ってしまうよ
無邪気なその笑顔に僕も
微笑み返すけど
心のなかは灰色に染まって
もう随分と遠ざけたからかな
こんな時に何を
話したらいいのか浮かばない帰り道
「じゃあね。」の寂しさ
「おはよう。」の嬉しさ
いつも噛みしめられるくらい
君が好きなのは確かなこと
誰より何より伝えたいのに
もう少し傍に居たい
もう少し笑い合って居たい
こんなにも募り積もる想い
惑う自分を脱ぎ捨てて
打ち明けられたなら
どれほど心は軽くなるだろう
届けたいよ
素直になれないのに
前を向けてもいないのに
君のこと好きになってしまった
離れたくないと願うほど
温もりも痛みに変わるほど
君のこと好きになっていくんだ
もう目を逸らしたくないから
涙溢れても
いつかはいつかは この想い
届けたいよ
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