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ロックンロールが終わる日に
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作詞 そう |
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ゴミ箱に捨てられた台詞
もう誰も見向きはしない
奴らは笑って言う
そんなの知ったこっちゃねえって
誰も聞いちゃいねえ
お前の作った歌なんて
お金にならない事なんか
いい歳になってやるなって
無名のままじゃ届かないって
そんなの誰でも分かるだろう
それでも何とか生きてけるって
そりゃあ そうさ でも
何だか 虚しい時代だね
忙しさにかまけた
寂しい奴らばかりで
愛って言葉の意味すら
説明できやしないまま
暮らしに埋もれ 持て余す
暇を潰しては 途方に暮れる
みんな本当の事は言わずに
黄昏時に暮れなずむ
夕焼け小焼け 眺めながら
まあ いいや もう 良いよ
手向けの言葉はそれだけ
下らない言い訳 いい加減 もう止めて
真面目になって 働けばいいだけって人は言う
やるべき事が他にあるだろう?
もう幾つなのか分かるだろう?
現実を見なよ 自分とまともに向き合えって
人は言う
愛や夢を売り物にして
イメージを見世物にして
堕落するような自由に何ができるって
人は言う
ただ 本当の真実だけがもう見えなくて
まやかしだらけの世の中に
葬られてるロックンロール
娯楽ばかりの世の中で
否定の先が見えなくて
定義できない自由を愛しても
何になるのかは分からない
さよなら ロックンロール
ただの言葉になった ロックンロール
いつの時代も変わらない
過去の遺物を葬れば
違う景色だって見れるさ
それは違うと言うのなら
何が本当か教えてよ
口先だけじゃない事
生き様賭けて 示してよ
否定続けても分からない
そんな夜の向こうに
何が待っているのか
音楽捨てて 見に行こう
ただのショウビズになってしまった
ロックンロールが終わる日に
君と一緒に歩き出そう
別に俺はそれで構わない
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