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僕のちょっとした言い訳
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作詞 sakeo |
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長い間言ってなかったっけ?
そんなことにも気付かずに
迎えた新年の冷たい風
もろにくらって少しため息
笑い声響く神社で
いつの間にかうつむいて
どれだけの時間そうしていただろう
去年の今頃ここにいた君はいない
電話口から聞こえたのは
か細い声の「馬鹿」の二文字
愛したいと願って付き合い始めたのに
いつしか「愛してる」なんて
恥ずかしくて言えなくて
言葉にするのも馬鹿らしいなんて
思って奥手になってた僕のそば
夢に見た君と迎える季節
春の前に君は横にいなくなった
今年の冬も寒いねって言いながら
君はそっと僕の手をつかんでた
その手を握ることはもうないけれど
涙は見せないよ、そこは男らしく
心の中に見えてた奇跡を
そっと奥にしまいこんだ
幻に見ている君の姿
創造することつらくて
神社の帰りの公園
いつの間にか殺風景
どれだけの時間見えてないのだろう
君の心も見えていなかったんだね
心の中聞こえたのは
可愛らしい「好き」の二文字
ずっと好きだと思って愛していたのに
いつしか「好きなんだ」なんて
必要ないと思って
言葉にするのも馬鹿らしいなんて
思って奥手になってた僕のそば
夢に見た君と迎える季節
春の前に君は横にいなくなった
今年の冬も寒いねって言いながら
君はそっと僕の手をつかんでた
その手を握ることはもうないけれど
涙は見せないよ、そこは男らしく
しょうもない言葉で笑って
たわいもないことを話した
愛し合った季節は
ずっと消えずに残ってる
今もし君に会えたら
きっと笑って別れるだろう
そんな君と出会えた、それだけで僕はよかった
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