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VOICE
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作詞 sakeo |
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憂鬱な朝は、何もしないで
ただ君とのぬくもりを思い出してた
悲しいはずの別れだったのに
なぜかその時がきて涙は出なかった
眼を閉じれば浮かぶ、君の笑い顔も
今じゃぼやけて消えかけているのに
なぜだか
君の声だけ僕の耳に
こびりついて離れない
あの時言った
「心から愛してました」
それが真実だったのか
いまはもうわからない・・・
暗い過去だけ、忘れられなくて
新しい記憶もそれほど入ってこなくて
別れが始まりだと思ってたのに
これといった出会いもない
悲しい顔の鏡の僕は
涙でぼやけて見えなくなった
心に
君の声だけ刻み込まれてて
泣いてる時に思い出す
僕の震える手を覆いながら
「大丈夫」
そう言った君がいたこと
いまはもう、信じられない・・・
なくして気付く、そんなことは
知ってるつもりだった
ただそばにいるだけで僕は安心していたんだ
君の声だけ僕の中に
一生残っていくんだろう
心残りはいつまでも
「愛してた」
なんて僕が言えなかったこと
いまもまだ、蟠っている・・・
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