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8:Stray Cat
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作詞 sakeo |
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ある朝目覚めた僕の横に
母はもういなくて
その日は一日中探して回った
「可哀相だけど君を飼ってあげられる余裕はない」
気がつけば僕はここに捨てられた
段ボールの中にはビスケットが二枚
足りなくて苦しくてすぐに飛び出した
当たり前のことだけど頼れる宛てもない
ゴミ置き場の中を今日もさまよい歩く
悲しいことすらわからない僕だけど
歩けばいつか見つかるのかな?
そんな希望もだんだん薄れていく
だけど
あの日の温もりだけを思って生きてる
「汚いヤツめ」と罵声を浴びて
今日もぼろぼろになりながら
もうダメだ、届かない光
僕はそっと深い眠りについた・・・・
目を開ければそこには光
暖かな暖炉の炎
「もう大丈夫だよ、子猫さん」
僕は頬をぬらして眠りについた
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