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ガリ勉君の恋 1
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作詞 sakeo |
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僕は昔から体が華奢で
得意なことがないから勉強をしてたんだ
何もない僕につけられた唯一の称号は
「ガリ勉」だった
いつもなぜか周りに笑われて
それでも僕はただひたすら得意技を磨いた
だけどいつも僕の周りには賞賛はない
輪を作り僕の邪魔をする
だけどその間から君が心配そうに見てた
あの日からこの言葉にならない声が
君に届けばどんなに幸せかと思った
僕には勉強しかないけど
何も持ってなくて一つも持ってないことはない
僕の近くに「俺はこれを持ってる」なんて
言えるヤツは少ししかいないよ
だから僕はいつでも自慢できる男になるよ
興味のなかった周りにも少し気を配るようになった
そしたら気がついた
君との距離がこんなにも遠いことが
いつか僕のこの声が届くようになるまで
努力するからいつかきっと
振り向かせてみる
この声がはち切れるまで
切なくなって泣いた
あの日から僕は
またよりいっそうガリ勉になった
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