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深夜の向日葵
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作詞 sakeo |
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待ちに待った夏休み
校門の柵飛び越えて
約束してた流星群
皆で見に行こうとしてた
深夜2時がピークだって
ネットのラジオが言っていた
深夜2時の校舎の屋上
結局星は流れなかった
気づかなかった
特別な何かを
僕らは持ってるわけじゃなく
きっと、それは、つかむものなんだって
帰り道の向日葵が
深夜の道を照らしてた
照らしているよ、主役たち
そんなことを言ってたんだ
残念そうな君の手を
取って駆け出していたよ
もうどうにかなりそうなくらい
胸が高鳴ってたけど、予感がした
始まりの合図
一年後の夏休み
校門の柵飛び越えて
約束してた天体観測
二人で見に行こうとしてた
天気予報では晴れだって
新聞にも書いてあったけど
深夜2時の校舎の屋上
結局星は見えなかった
気づかなかった
大人の言う何かが
すべて正しいわけじゃなく
きっと、それは、選ぶものなんだって
深夜の向日葵が
行く道を照らしてた
ここをまっすぐ行けよって
そんなことを言ってたんだ
つないだ手を握りしめて
その場で少し座っていたよ
高鳴る胸の鼓動抑え
でもなぜか目が合わせられない
向日葵の下
たった一言
自分で選ぶ言葉が
どうしてこんなにも
口を出るのを恐れるのだろう?
深夜の向日葵が
浴びせるスポットライト
少したじろぎそれでも君を
ようやく見つめることできた
つないだ手を握りしめて
勇気を出して口にしたよ
君も手を握り返して
日の出とともにそっとつぶやいた
向日葵の下
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