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旅立ちの日に
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作詞 sakeo |
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日が沈むころに鳴る
チャイムのメロディーに乗せて
でたらめに歌を歌う
母の笑い声響く
公園の片隅に
おかれたベンチの影が
薄く長く伸びて今日も
影ふみしながら帰る
いつの間にか大人になってて
気が付けばベンチの色も変わり
ときが移ろうほどに
何もかもがなくなってく
いつもいつでもここに
あったはずの思い出のかけら
今じゃ見当たらない
そんなこともないだろう
ほら心に手を当てて
思い出してごらんよ
そうしてあの日の情景に
薄く涙を流す
日が沈むころに鳴る
チャイムのメロディーに合わせ
でたらめに口笛吹く
そこにあったあの日の声
公園の片隅に
おかれたベンチの影が
薄く長く伸びているのは
あの日も同じだったのかな
いつの間にか大人になってて
気が付けば見える世界も違い
背が高くなるほどに
何もかもが小さくなってく
いつもいつでもここに
あったはずの思い出のかけら
今じゃ見当たらない
そんな高さじゃないから
ほら心に手を当てて
思い出してごらんよ
そうしてあの日の情景に
薄く涙を流す
気が付けばいつもの道
変わらぬ母の声
思い出だけ胸にしまい
僕は街を出た
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